健診 [おしごと]
火曜の午前は健診。
とにかく数を診る。
受診者側から質問されない限り、ひたすら事務的な会話のみ。
「今日は○○の健診ですね」
「~~させてください」
異常所見がなければ「診察上はとくに問題ないですね、次△△にいってください」
必死で数をこなしても、一向に診察待ちカルテの束が減らない。
それでも「なかなか呼ばれないわねぇ」なんて声が表からきこえてくる。
今日はだいぶイライラしてしまった。
これだけ数をこなせば視覚、触覚、聴覚も否応なしに鍛えられるけどねぇ。
保健師さんは受診者さんから問診をとる(会話する)のが仕事。
一方、医師は数が少ないし、マシンのごとく診察。
健康相談をする時間的余裕もなければ、普段の外来と違って診断が求められないから頭を使わない。
このへんからイライラがくるのかな。
予防医学はもちろん大事だし、健診事業に携わるひとびとも同じように大事だから、いわゆる診療と健診をならべて、どっちがいいとか悪いとかいう問題ではない。
でも、患者さんと会話を交わしつつ、訴え、面接や所見からどう診断・治療に結び付けていくかを考えることのほうに関心が向いているらしい、今の自分は。
なんだかまとまってませんが。
ちなみに、健診での医師の仕事は診察だけではありません、実は。
みなさんがお帰りになった後で、地味~に、日常の業務の合間をぬって、レントゲンなどの画像や心電図の読影、データの判定をしています。
2006-11-14 23:59
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0