寝当直 [おしごと]
もともと所属している病院の当直(今のローテート先は精神科単科の病院)。
最近の夜勤は準夜帯が多かったので、久々の深夜帯勤務。
寝当直でした。
待てど暮らせどコールはなく、いつになく7時には起床。
8時半ごろ喘息発作の方を診察して、終わり。
「へ~、そんなこともあるんだね~」とみんな言ってた。
そうはいっても、頭の中でサイレンがなってるし、夢の中で救急車の対応してるし、2,3時間ごとに目が覚めるたびに本当に患者さんきてないのか不安になるし。
けっして、家のような心地よい眠りが得られるわけではない。
労働基準法でいう「当直」は、基本的に寝ている、見回りをしたり、必要時に呼ばれることもある、程度のものなのだそうです。
なので頻繁に呼ばれることが明らかである救急外来の当番は、法的には「夜勤」なのだそうな。
医者以外の世界での当直って、今日みたいなのを言うんだろうなぁ。
未払い賃金(夜勤手当てと当直手当ての差額)の支払いを求める予定など、今のところありませんが。
日本中の医師がこれを求め始めたらそこかしこの病院が潰れるし、そこかしこの救急医療が崩壊するんだろうなぁ。
行政は見て見ぬふり、医師の膨大な時間外労働を知らない国民は「医者は金ばっかりもらってないでもっと働けや」なんだろうなぁ。
きらきら研修医・・なんだかなぁ。
ナースのお仕事の研修医版ってとこかとは思うけど。
一般の視聴者に誤解を植えつけかねない場面があったけど、原作ではどうなってるんだろうか。
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